「ワタシは、この国の人の食を情報操作できる」 “あるある2”前身番組の放送作家がブログで
★<番組ねつ造>「食行動は操作できる」放送作家がブログで
・関西テレビ(大阪市北区)制作の「発掘!あるある大事典2」(1月23日に打ち切り発表)と
前身番組の企画立案に携わった放送作家の高瀬真尚さん(45)が、インターネットの個人
ブログで、「(日本人の)食行動について情報操作できるってことになる」などと記述していた
ことが分かった。1月20日のねつ造発覚後、ブログにアクセスが殺到し、その中には批判の
意見などもあったといい、高瀬さん側は「誤解を与える文面だった」として、問題部分を削除した。
問題部分は、「納豆ダイエット」の放送(1月7日)後、「納豆騒動って何だ?」のタイトルで
同15日付で書かれた。各地の小売店で納豆の売り切れが相次いだことに「あれほど売れる
なんて、我ながら驚いた」「凄(すご)い影響力だなあ。あるあるって」「ワタシは、この国の
人たちの食行動について情報操作できるってことになる。怖い怖い。皆さん、ご安心を。
そんなこと絶対しませんから」と記載していた。
高瀬さんが社長を務めるコンサルタント会社は「誤解を与える文面で、刺激的な言葉を
使ったことはおわびしたい。高瀬社長も同じ気持ちだ。事実関係がはっきりしない中で、社長が
個人として取材に応じることはできない」としている。【「あるある」問題取材班】
関西大社会学部の黒田勇教授(メディア文化論)の話 一般的に、作品を作っている
人は、いろいろな形で社会に影響を与えたいと思っている。そんな思いがブログに
表れたのではないか。もし、台本に行き過ぎたところがあったのだとしたら、編集権を
持っている放送局がそれをチェックすべきだ。
◇ <番組ねつ造>「食行動は操作できる」放送作家がブログで
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